今回は、Windows 10 および Windows 11 の画面の明るさが調整できない場合の対処法を紹介します。
明るさの調整に対応している PC では、
- Windows 10 の場合は、タスクトレイ(通知領域)にある通知のアイコン
- Windows 11 の場合は、ネットワークまたは音量のアイコンをクリックした際に表示される「クイック設定」
にスライダーが表示されます。
しかし、明るさの調整に対応している PC でも、一部の環境ではスライダーが表示されない場合があります。
※デスクトップPC では明るさの調整をするスライダーは表示されません。
また、デスクトップPC をご使用の場合でも、「対処法3」以降の方法で明るさを調整できる場合がありますのでお試しください。
対処法1. Windows モビリティ センターで明るさを調整する
明るさを調整するスライダーが表示されない場合、Windows モビリティ センターを開いてみましょう。
※Windows モビリティ センターはノートPC でのみ利用できます。
Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
mblctr
Windows モビリティ センターが開きますので、左上の「ディスプレイの明るさ」のスライダーを動かして明るさを調整してください。
対処法2.明るさの調整に対応している PC でスライダーが表示されない場合
明るさの調整に対応している PC で「クイック設定」にスライダーが表示されない場合、デフォルトの電源プランを復元することにより、スライダーが表示されるようになる可能性があります。
また、スライダーがグレーアウトしていたり、スライダーを動かしても明るさが調整できない場合にも改善される場合があります。
Windows 10/11 デフォルトの電源プランを復元する方法
対処法3.グラフィックの設定で明るさを調整する
Windows モビリティ センターでも明るさを調整できない場合は、グラフィックの設定で明るさを調整してみてください。
インテル HD グラフィックスを使用している場合
1.デスクトップの何もない所で右クリック>「ディスプレイ設定」をクリックします。
2.右側の項目を下にスライドして行くと、「ディスプレイの詳細設定」がありますので、クリックします。

3.「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」をクリックします。

4.「インテル® HD グラフィックス・コントロール・パネル」タブを開き、下にある「グラフィックス・プロパティ…」ボタンをクリックします。

5.「ディスプレイ」をクリックします。

6.左側の「色設定」をクリックし、下にある「明るさ」のスライダーを動かして調整します
7.調整が終わったら、右下にある「適用」をクリックすると明るさの設定が適用されます。
対処法4.デスクトップPC の場合
デスクトップPC の場合、通常はモニター本体に明るさを調整するボタンが付いていますので、ご確認ください。
ボタンが見つからない場合は、上記の「対処法3.グラフィックの設定で明るさを調整する」をお試しください。
コメント
コメント一覧 (2件)
何時間もあちこちさまよって色々試してここにたどり着きました、解決できました。
ありがとうございます。
解決して何よりです。