みんさんは Windows 11 のスタートメニューにある「検索」を使ったことはありますか?
検索ボックスに文字を入力すると、入力した文字に一致する PC 内のアプリや設定等が表示され、クリックすると起動ができます。
また、「WEB の検索」には入力した文字と「- 検索結果をさらに表示する」が表示され、クリックするとブラウザーが開き、検索結果が表示されます。
そして、一度検索した文字は履歴として残り、通常は文字の上にカーソルを置くと右側に × 印が表示され、クリックすると履歴を削除することができます。
しかし、WEB 検索履歴にはバグがあり、履歴に表示された文字は × 印をクリックしても一定時間内は削除できない場合があります。
また、履歴が複数ある場合、いずれかを削除しようとすると順番が入れ替わるだけで削除できない場合があります。
削除できたとしても、最後の 1つの履歴は何度 × 印をクリックしても削除できない場合があります。
この状態になると、設定>プライバシーとセキュリティ>検索アクセス許可>「デバイスの検索履歴をクリア」をクリックしても削除できません。
他には、履歴をすべて削除した後にもう一度何かを検索し、再度検索を開くと以前の検索履歴が一緒に表示されることがあります。
また、すべて削除したにもかかわらず、検索を開くと以前の検索履歴が表示されてしまうことがありました。
いつ頃からこのバグが出るようになったかはわかりません。
このバグを筆者の環境で検証したところ、数分後には削除できることを確認しています。
※OS:Windows 11 Home 23H2 64 ビット (22631.4037) 2024/8/13 にリリースされた KB5041585 をインストール済みです。
しかし、先ほど述べたように、すべて削除したにもかかわらず、検索を開くと以前の検索履歴が表示されてしまうことがあります。
Windows Search サービスの有効、無効は関係がないことを確認しています。
このバグに関する情報は Microsoft も発表しておらず、ネット上で検索しても見つかりませんでした。
おそらく、原因は最近の更新プログラム KB5040527(2024/7/25)または KB5041585(2024/8/13)あたりではないかと考えています。
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