今回は、Windows 11 バージョン 24H2 に更新後、タスクバーに表示されているすべてのアイコン(スタートボタンも)が反応しなくなった場合の原因と対処法を紹介します。
バージョン 24H2 には既知の問題が複数存在しており、そのほとんどが未だに解決されていません。
解決!Win11 24H2 エクスプローラーの「もっと見る」のメニューが上に表示される
タスクバーが反応しなくなる不具合は、一部の環境でのみ発生しているようです。
根本的な原因は、バージョン 24H2 に更新した後に適用されている、2024/11/12 にリリースされた更新プログラム KB5046617 とユーザー環境であると考えられます。
筆者の環境でもタスクバーが反応しなくなりましたが、2024/11/21 にプレビューリリースされた更新プログラム KB5046740 をインストールすることで改善されました。
KB5046740 は、Windows Update の画面から「更新プログラムのチェック」を行うと、すぐ下に表示されるか、少し下にある「詳細オプション」を開き、「オプションの更新プログラム」を開くと表示されます。
今回の不具合は、KB5046740 をインストールすることでほぼ解決できると思います。
タスクバーが反応せず Windows Update の画面が開けない場合は、次の手順で開いてください。
1.キーボードの Ctrl+Alt+Delete を押し、タスクマネージャーをクリックします。
2.「新しいタスクを実行する」をクリックします。
3.「新しいタスクの作成」が開きますので、次のコマンドを入力して Enter を押します。
ms-settings:windowsupdate
すると、Windows Update の画面が開きます。
2024/12/06:
KB5046740 をインストールしてもタスクバーが反応しなくなる場合があることを確認しました。
この場合、筆者が発見した一時的な対処法は、タスクマネージャーを開くことです。
タスクマネージャーを開くとタスクバーが反応するようになりました。
タスクマネージャーを開く方法 2つ(どちらでも構いません):
- キーボードの Ctrl+Shift+Esc を押します。
- キーボードの Ctrl+Alt+Delete を押し、「タスクマネージャー」をクリックします。
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