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解決!Windows キー + E|タスクバーにピン留めしたエクスプローラーが開けない

今回は、Windows キー + E を押してもエクスプローラーが開けない、またはタスクバーにピン留めしたエクスプローラーをクリックしても開けない場合の解決法を紹介します。

この方法は Windows 10 のみに対応しています。PC の再起動をしても解決できなかった場合にお試しください。

目次

Windows キー + E またはタスクバーにピン留めしたエクスプローラーが開けない場合の解決法

症状

1.今回タスクバーにピン留めした「エクスプローラー」をクリックすると次のエラーが表示されました。

このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません。アプリをインストールするか、または既にインストールされている場合は、既定のアプリの設定ページで関連付けを作成してください。

このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません。アプリをインストールするか、または既にインストールされている場合は、既定のアプリの設定ページで関連付けを作成してください。

2.さらに Windows キー + E を押してみると次のエラーが表示されます。

エラーを特定できません

エラーを特定できません

3.そして、ファイル名を指定して実行に「explorer」と入力して Enter を押すと次のエラーが表示されました。

「C:\WINDOWS」フォルダーにある「explorer.exe」を直接実行しても同じエラーが表示されます。

shell:::{52205fd8-5dfb-447d-801a-d0b52f2e83e1}

エラーを特定できません

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スタートボタンの右クリックメニューにある「エクスプローラー」からは開くことが出来ました。

原因

原因は以前紹介した Win10/Win11 エクスプローラーを開いたときに「ダウンロード」フォルダーを開く で編集したレジストリ値にありました。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced

※筆者はこのキーにある DWORD 値「LaunchTo」の値のデータを「3」にしています。

Windows 11 では問題は発生しません。

通常は問題ありませんが、エラーが出た直前に実行した操作を振り返ってみると、筆者は次のレジストリキーに値の追加、削除をしていました。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

エクスプローラーに関するレジストリ値は、別のエクスプローラーに関するレジストリ値に依存しているものもあり、安易に編集をすると重大な不具合が出てしまうことがあります。

レジストリを編集する際は十分に注意をしましょう。

解決法

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。

control.exe folders

2.フォルダーオプション(エクスプローラーのオプション)が開きますので、「エクスプローラーで開く:」の右側を確認してください。

エラーが出ているときは空白になっていました。

エクスプローラーのオプション

3.「PC」または「クイックアクセス」に変更して OK をクリックします。

エクスプローラーのオプション

これで通常通りエクスプローラーが開くようになります。

今回の不具合は、おそらくエクスプローラーに関連したレジストリを編集したことで、「LaunchTo」の値のデータが自動的に無効なデータに変更されてしまったのだと思います。

※この作業を行った後に再度 Win10/Win11 エクスプローラーを開いたときに「ダウンロード」フォルダーを開く を実行してもエラーが出ることはなく、ダウンロードフォルダーを開くことが出来ました。

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