今回は、Windows 11 をインストールした PC の画面が真っ白になる場合の解決法を紹介します。
一部の環境では、Windows 11 にアップグレードをした後に画面が真っ白になり、操作不能になる不具合が出ています。
画面が真っ白になる場合の解決法1
1.画面が真っ白の状態でキーボードの Ctrl +Alt +Delete キーを同時に押します。
2.次の画面が表示されたら「タスクマネージャー」をクリックします。
3.Windows バージョン 22H2 のタスクマネージャーの場合、「新しいタスクを実行する」をクリックします。
3-2.以前のバージョンの場合、次のような画面が表示されたら下の「詳細」をクリックします。
3-3.メニューのファイル>「新しいタスクの実行」をクリックします。
ここからの操作は、以前のバージョンも最新のバージョンも同じ操作になります。
4.「このタスクに管理者特権を付与して作成します。」にチェックを入れ、「cmd」と入力して Enter を押します。
5.コマンドプロンプトが開きますので、「sfc /scannow」と入力して Enter を押します。
システムファイルの修復が始まりますので、終了するまでしばらくお待ちください。
6.スキャンが完了したら、そのままコマンドプロンプトに「shutdown /r /t 0」と入力して Enter を押します。
※このコマンドを実行するとすぐに再起動します。
画面が真っ白になる場合の解決法2
1.「解決法1」の 1~3 までを実行し、新しいタスクの作成を開きます。
2.「shutdown /r /o /t 0」と入力して Enter を押します。
このコマンドは、再起動後に「高度なスタートアップ オプション」を開くコマンドです。
3.次のページを参考に「スタートアップ設定」を開いてください。
Win11 セーフモードなどが選択できる「高度なスタートアップ オプション」の開き方
4.「スタートアップ設定」が開いたら、キーボード上部の「4」または「F4」を押します。
5.セーフモードが起動します。
初めて起動する場合、MicroSoft Edge が開くことがありますので、キーボードの Windows キー + D を押してデスクトップを表示します。
6.スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」をクリックします。
7.ディスプレイアダプターにあるドライバーの上で右クリック>「デバイスのアンインストール」をクリックします。
8.「アンインストール」をクリックします。
9.そのままスタートボタンから再起動をしてください。
再起動後、ディスプレイドライバーは自動でインストールされ、問題がなければ画面が真っ白になる不具合は解決されます。
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