今回は、Win11 ごみ箱のファイルが勝手に削除される場合の確認項目を紹介します。
新規インストールをした Windows 11 で初期設定をし、ストレージセンサーが「オン」になっていることを確認しました。
Windows 11 では、通常ストレージセンサー(ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ)はデフォルトで「オフ」になっています。
※Microsoft はデフォルトで「オフ」になっていると言っていますが、「オン」になっている場合(バグ)もあるので確認が必要です。
画像を見ると気付くかと思いますが、「ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」の下を見ると「30日(既定)」となっていますね。
これはどういうことかというと、「ごみ箱に入れてから 30日過ぎたファイルを自動で削除しますよ」ということになります。
多くのユーザーは、ごみ箱の中のファイルを削除せずにそのままにしており、ファイルを元に戻すこともあります。
※ごみ箱をフォルダーとして使用しているユーザーは思ったよりも多いようです。
もしもストレージセンサーを知らずに、ごみ箱に入れていたファイルが勝手に消えてしまったとしたら、「何で消えたの??」と慌ててしまうでしょう。
特に今まで古い OS を使用していた方は、一度確認してみることをおすすめします。
ストレージセンサーを開くには、Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
ms-settings:storagepolicies
ごみ箱の中のファイルを削除されると困る方は、ストレージセンサーをオフにするか、「30日(既定)」を「実行しない」に変更しましょう。
ちなみに、ごみ箱の上で右クリック>プロパティをクリックすると、ごみ箱の容量を増やしたり減らしたりできます。
ごみ箱に設定した容量以上のファイルを入れようとすると「このファイルは大き過ぎてごみ箱へ移動できません 完全に削除しますか?」という確認画面が表示されます。
完全に削除とは、ごみ箱に移動せずに削除するということです。
ごみ箱に設定した容量を超えないサイズのファイルをたくさん移動し、ごみ箱の中のファイルの総容量が設定した容量を超えると、ごみ箱の中の古いファイルを削除して新しいファイルをごみ箱に移動します。
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