Edge 153・Chrome 153 で Web ページがクリックできない・固まる不具合

Microsoft Edge 153 と Google Chrome 153 で、一部の Web ページや Web アプリが突然操作できなくなる問題が確認されています。

私の環境でも同様の症状を確認しました。

通常の F5 では改善せず、Chrome を再起動しても改善しない場合がありましたが、Ctrl + F5 を実行すると一度で正常に操作できる状態へ戻りました。

同じ症状が発生している場合は、まず Ctrl + F5 の強制再読み込みを試してみてください。

目次

Edge 153・Chrome 153 で確認されている症状

Salesforce は、Windows 上で Chrome 153 または Edge 153 へ更新した後、一部の環境で UI が途中から応答しなくなる問題を確認しています。

ページ自体は表示されたままで、スクロールできる場合もありますが、マウスやポインターによるクリックが受け付けられなくなり、ボタン、リンク、入力欄などを操作できなくなることがあります。

また、次のような条件では症状が発生しやすくなる傾向が報告されています。

  • 外部モニターやデュアルモニターを使用している
  • モニターの接続や切断を行った
  • モニターがスリープから復帰した
  • Web ページ内を素早く連続して操作した

Salesforce は、この問題を Salesforce 自体の不具合ではなく、Chromium 153 系ブラウザーへの更新をきっかけに発生した外部要因による問題として扱っています。

Google Chrome 153 は 2026年9月8日に Stable チャネルへ昇格し、Microsoft Edge 153 は 9月10日に Stable 版として公開されています。

私の環境でも症状を確認

私の環境でも、Web ページが表示されているにもかかわらず、ページ内を正常に操作できなくなる症状を確認しました。

いくつかの操作を試した結果は次のとおりです。

操作結果
F5 で通常の再読み込み改善しない
Chrome を再起動改善しない場合あり
Ctrl + F5一度で改善

特に、Chrome を再起動しても改善しない場合があったのに対し、Ctrl + F5 では一度で正常な状態へ戻りました。

ただし、これは私の環境で確認した結果です。すべての環境で同じように改善するとは限りません。

Ctrl + F5 を試す

同じ症状が発生した場合は、キーボードで次のキーを押します。

Ctrl + F5

Ctrl + F5 は、通常の F5 よりも強い再読み込みを行います。

通常の F5 では、ブラウザーに保存されているキャッシュを利用しながらページを再読み込みすることがあります。

一方、Ctrl + F5 では、キャッシュ済みのリソースをできるだけ使用せず、Web ページに必要なデータを再取得します。

今回、通常の F5 では改善せず、Ctrl + F5 では改善したことから、キャッシュやすでに読み込まれている Web リソースの状態が症状に関係している可能性はあります。

ただし、現時点で Microsoft や Salesforce は、キャッシュがこの問題の根本原因であるとは説明していません。

そのため、Ctrl + F5 で改善した理由については断定できません。

Microsoft も Edge 153 の問題を認識

Microsoft は Edge の既知の問題として、Edge 153 で一部の Web アプリがユーザー操作中に応答しなくなる問題を追跡しています。

現時点では、Microsoft から恒久的な修正時期は案内されていません。

Ctrl + F5 で改善しない場合の回避策

Salesforce は、一時的な回避策としていくつかの方法を案内しています。

別のブラウザーを使用する

Chrome と Edge はどちらも Chromium ベースなので、同じ問題の影響を受ける可能性があります。

症状が頻繁に発生する場合は、一時的に Firefox などの非 Chromium 系ブラウザーを使用する方法があります。

Calculate window occlusion on Windows を無効にする

Salesforce では、次の設定を無効にする方法も暫定的な回避策として案内しています。

Chrome の場合:

chrome://flags/#calculate-native-win-occlusion

Edge の場合:

edge://flags/#calculate-native-win-occlusion

ページを開いたら、

Calculate window occlusion on Windows

Disabled に変更し、ブラウザーを再起動します。

ただし、flags の設定は実験的な機能です。

ブラウザーの更新によって設定が初期状態へ戻る場合もあります。

また、この方法については私の環境では検証していません。

Calculate window occlusion on Windows は、Chrome や Edge が Windows 上でブラウザーウィンドウが他のウィンドウに隠れているかを判定し、見えていない場合の描画処理などを抑える機能です。Salesforce は今回の問題に対する暫定的な回避策として、この機能を無効にする方法を案内しています。

旧バージョンへ戻す

Salesforce は、企業環境などで必要な場合に Chrome または Edge をバージョン 152 へ戻す方法も案内しています。

ただし、ブラウザーを旧バージョンのまま使用し続けると、セキュリティ更新を受けられなくなる可能性があります。

一般ユーザーの場合は、まず Ctrl + F5 や別のブラウザーを試し、旧バージョンへの変更は慎重に判断した方がよいでしょう。

まとめ

Edge 153 と Chrome 153 では、一部の Web ページが操作できなくなる問題が確認されています。同じ症状が発生した場合は、まず Ctrl + F5 を試してください。改善しない場合は、別のブラウザーの使用などを検討してください。

Salesforce では Chrome 153.0.8010.48 で問題が解消すると案内されていますが、私の環境では同じバージョンでも症状を確認しました。そのため、環境によっては修正版とされるバージョンでも問題が残っている可能性があります。

参考情報

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この記事を書いた人

日々の PC 操作から生まれた疑問や、「もっとこうしたい」という想いを原動力に、2008年頃から現在に至るまで Windows の知識を独学で追求してきました。試行錯誤を重ねて見つけた「なるほど!」な技や、困った時の解決策を、皆さんの PC ライフに役立ててほしい一心で発信しています。

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