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Win11 今すぐ有効化!エクスプローラーのアドレスバーにドラッグしてファイルの移動をする新機能

2024/05/29 にプレビューリリースされた Windows 11 バージョン 22H2 および 23H2 用の更新プログラム KB5037853 以降をインストールすると、エクスプローラーのアドレスバーにドラッグしてファイルの移動をする新機能が追加されます。

しかし、この新機能は段階的にすべてのデバイスで有効になる(具体的な時期はわかっていません)とのことで、多くの環境では有効化されていません。

筆者の環境でも有効化されておらず、検証してみたところ、すぐに有効にできる方法を発見しました。

目次

発見した方法

この方法を発見したのは、筆者の所有する一部の PC で Windows Insider Program に参加した後です。

Windows Insider Program に参加した後、2回ほど再起動をすると新機能が有効化されていることに気付きました。

そこで、有効化されている PC と 有効化されていない PC で ViVeTool の次のコマンドを実行しました。

.\vivetool.exe /query

※このコマンドを実行すると、既存の機能状態を確認できます。

ターミナル(管理者)

2つの PC で違いを比較し、無効になっている機能(ID)を有効に(enable)して再起動を繰り返し、1つだけ有効化すればエクスプローラーのアドレスバーにドラッグしてファイルの移動をする新機能が有効化されることを確認しました。

エクスプローラーのアドレスバーにドラッグしてファイルの移動をする新機能を有効化する方法

※この機能を有効化するには、2024/05/29 にリリースされた KB5037853 以降の更新プログラムをインストールしておく必要があります。

1.まず「ViVeTool」をダウンロードする必要がありますので、次のページから「ViVeTool-v0.3.3.zip」をダウンロードしてください。

https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases/

2024/06/07 現在の最新バージョンは v0.3.3 です。

  • 新しく導入された ARM64 サポートにより、このリリースには 2 つのバージョンがあります
  • ViVeTool-v0.3.3.zipはIntelおよびAMD CPU互換性があります(通常はこちらを使用)
  • ViVeTool-v0.3.3-ARM64CLR.zipはQualcomm SnapdragonおよびMicrosoft SQ CPUと互換性があります

2.ダウンロードした zip ファイルを解凍し、解凍したフォルダーを開きます。

3.フォルダーを開いたら、エクスプローラーのアドレスバーにある「ViVeTool」のパスをコピーしてください。

エクスプローラー

4.スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」を開き、「cd 」(cd の後に半角スペースあり)と入力します。

5.そのままマウスを右クリックするとコピーされたパスが貼り付けられますので、Enter を押します。

次の画像のようになっていれば OK です。

ターミナル(管理者)

6.次のコマンドをコピーして貼り付け、Enter を押します。

./vivetool /enable /id:48433541
ターミナル(管理者)

「Successfully set feature configuration(s)」と表示されていれば OK です。

7.ターミナル(Windows PowerShell)を終了し、PC を再起動してください。

PC が起動したら、フォルダーを開いてファイルをアドレスバーにドラッグしてみましょう。

Win11 旧エクスプローラー(リボンあり)を完全復活させるツール

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この記事を書いた人

ニックネーム: wenbang
趣味: 格闘技関連の動画鑑賞
座右の銘: 「為せば成り、為さねば成らぬものなるを、成らぬは、おのが為さぬためなり」

Windows 技!では、Windows 10/11 の問題解決をメインに、PC をもっと便利にするカスタマイズ方法なども紹介しています。少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

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