今回は、Windows 11 で PowerShell の最新バージョンをチェックする方法および最新バージョンに更新する方法を紹介します。
「ターミナル」または「Windows PowerShell」を実行した際に、
「新機能と改善のために最新の PowerShell をインストールしてください!https://aka.ms/PSWindows」
と表示されていませんか?
新バージョンの PowerShell には多くの機能強化と新機能が搭載されており、Microsoft は、Windows PowerShell 5.1 から PowerShell 7 への移行を推奨しています。
詳細は Microsoft の公式ページをご覧ください。
PowerShell の最新バージョンのチェック方法
2026/03/27:
現在の最新バージョンは Preview 7.6.0.101 です。
1.スタートボタンを右クリックし、「ターミナル」をクリックします。
2.「Windows PowerShell」が開きますので、次のコマンドを入力して Enter を押します。
winget search Microsoft.PowerShell
3.初めて「winget」コマンドを実行した場合、次のメッセージが表示されます。
‘msstore’ ソースでは、使用する前に次の契約を表示する必要があります。
Terms of Transaction: https://aka.ms/microsoft-store-terms-of-transaction
ソースが正常に機能するには、現在のマシンの 2 文字の地理的リージョンをバックエンド サービスに送信する必要があります (例: “US”)。
すべてのソース契約条件に同意しますか?
[Y] はい [N] いいえ:
4.すべてのソース契約条件に同意しなければ新バージョンをチェックできませんので、「y」を入力して Enter を押します。
一度同意すると、次回からこのメッセージは表示されません。
すると、新バージョンの PowerShell が表示されます。
「PowerShell」が正式バージョン、「PowerShell Preview」がプレビューバージョンです。
PowerShell を最新バージョンに更新する方法
PowerShell の最新バージョンをインストールする方法を 3つ紹介します。
個人的には「3.コマンドで最新バージョンをインストール」を推奨します。(Microsoft も推奨)
1.Microsoft の公式ページから MSI ファイルをダウンロードしてインストール
Install PowerShell on Windows – PowerShell を開き、「Install the MSI package」という項目の下にある MSI ファイルのリンクから、お使いの PC に合ったファイルをダウンロードしてインストールしてください。
※このページからは、正式バージョンがダウンロード可能です。(プレビューバージョンも表示される場合があります)
- 現在 Microsoft の公式ページから MSI ファイルをダウンロードしてインストールすると下記の 2項目が選択できるようになっており、Windows Update を通して更新することができるようになりました。
- Microsoft Update または WSUS による PowerShell の更新を有効にする(推奨)
- 更新プログラムの確認時に Microsoft Update を使用する(推奨)
2026年4月 にリリースされる PowerShell 7.7-preview.1 から、新しい PowerShell のインストーラーは MSIX パッケージに移行します。PowerShell 7.6 などの既存バージョンには引き続き MSI が提供されますが、今後の新しいバージョンでは完全に廃止されます。
変更の理由
MSI の問題点:古い技術であり、更新時に完全な再インストールが必要になることが多くあります。また、最大の理由は、スクリーンリーダーなどを利用する際のアクセシビリティの基準を満たすことができない点にあります。
MSIX の利点:最新のインストール方式であり、動作が予測可能で安定しています。差分アップデートにも対応しています。
2.Microsoft Store から入手する
1.Microsoft Store アプリを開き、検索ボックスに「PowerShell」と入力して Enter を押します。
2.PowerShell の正式バージョンとプレビューバージョンが表示されますので、どちらかを選択してください。
3.「入手」ボタンをクリックすると、ダウンロード&インストールが行われます。
インストールが完了すると、「入手」が「開く」に変わります。
3.コマンドで最新バージョンをインストール(推奨)
1.スタートボタンを右クリックし、「ターミナル」をクリックします。
2.「Windows PowerShell」が開きますので、次のコマンドを入力して Enter を押します。
正式バージョンをインストールするコマンド:
winget install --id Microsoft.PowerShell --source winget
プレビューバージョンをインストールするコマンド:
winget install --id Microsoft.PowerShell.Preview --source winget
※初めて「winget」コマンドを実行した場合、「同意」が必要になります。詳細(上へ)
3.すると、PowerShell の最新バージョンのダウンロードが開始されます。
4.ダウンロードが完了すると、「ユーザーアカウント制御」が表示される場合がありますので、「はい」をクリックしてください。

5.PowerShell のインストールが始まります。

6.「インストールが完了しました」と表示されたら Windows PowerShell を閉じてください。
これで PowerShell の最新バージョンのインストールは完了です。
※コマンド操作が苦手な方や、今後のアップデート状態をより簡単に管理したい方に向けて、当サイトオリジナルの専用ツール「PowerShellCheckUpdate」をご用意しています。
現在のバージョン確認から更新、不要なバージョンの削除までを管理画面からワンクリックで行える便利なツールですので、ぜひあわせてご活用ください。
「ターミナル」を開いた際にデフォルトで最新バージョンを開く
「ターミナル」を開いた際に、インストールした PowerShell の最新のバージョンを開くようにするための手順を紹介します。
1.コマンドで PowerShell の最新バージョンをインストールした直後の場合、まず開いている PowerShell を全て閉じてください。
2.スタートボタンを右クリックし、「ターミナル」をクリックします。
3.「Windows PowerShell」というタイトルの右側の矢印「∨」をクリックします。
4.「設定」をクリックします。
5.「スタートアップ」が開きますので、「既定のプロファイル」の右側の「Windows PowerShell」をクリックします。
6.「PowerShell」を選択します。
7.「保存」をクリックしてから Windows PowerShell を閉じてください。
8.「すべてのタブを閉じますか?」と聞かれたら、「すべて閉じる」をクリックします。
9.再度ターミナルを開くと、デフォルトで新バージョンの PowerShell が開くようになります。
PowerShell のアンインストール方法
上記の方法でインストールした PowerShell は、以下の方法でアンインストールすることができます。
1.設定(インストールされているアプリ)から削除する
※コマンドでインストールした場合も、ここからアンインストールできます。
1.スタートボタンを右クリック>「インストールされているアプリ」をクリックします。
または、Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
ms-settings:appsfeatures

2.「設定」>「アプリ」>「インストールされているアプリ」が開きますので、PowerShell の右側の「・・・」をクリックし、「アンインストール」を実行してください。
2.コマンドで削除する
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
正式バージョンをアンインストールするコマンド:
winget uninstall --id Microsoft.PowerShell
プレビューバージョンをアンインストールするコマンド:
winget uninstall --id Microsoft.PowerShell.Preview
2.すると、Windows インストーラーが立ち上がり、アンインストールが開始されます。
PowerShell のアンインストール画面が消えたら、開いている PowerShell を一度閉じてアンインストール完了です。
PowerShell のバージョンを一括管理できる専用ツール
読者様からのご要望や仕様変更を受け、現在の PowerShell の状態を一目で確認し、ワンクリックで更新・管理できる専用の GUI ツール「PowerShell のバージョン管理ツール」を作成しました。
【重要】旧バージョンをご利用の方へ 以前公開していた旧バージョン(Ver 1.0.0.1)には、最新バージョンを正しく取得できないバグが存在します。すでに旧バージョンをご利用中の方は、必ず今回の最新版(Ver 1.1.0.0)への移行をお願いいたします。
今回のツールは、旧バージョンのようにタスクスケジューラに常駐する形式を廃止し、インストール不要(ダウンロードして実行するだけ)で使えるクリーンな設計に生まれ変わりました。現在のバージョン確認から、最新版へのアップデート、不要になったバージョンの削除まで、すべてこの画面から直感的に操作できます。

「PowerShellCheckUpdate」のダウンロード
2b82be621a2e0d7f2ccff5e9da80e465f0a541aff9d2a0180aacbdc42aabdbdf▶ 過去のバージョンのハッシュ値を見る
ハッシュ値(SHA256):
2559c21dce53d4a5a3ad418ad4eff53d6990d1b7c3cb115824d8061ec2d5316b
ハッシュ値(SHA256):
a0e61ca9bdded75c973ce21cfba28a2b093701a3ae99d9d3acd46c55306ea77b
- 【完全刷新】 GUI 化と操作性の向上: これまでのメッセージボックスとコマンドコピー方式を廃止し、専用の管理画面( GUI )を実装しました。ワンクリックで最新版のインストールやアンインストールが可能です。
- 【新機能】ストア版( msstore )への対応: 従来の通常版( winget )に加え、 Microsoft ストア版の PowerShell の状態検知とインストール、削除に完全対応しました。
- 【仕様変更】タスクスケジューラ依存の廃止(スタンドアロン化): 常駐による PC への負荷をなくすため、インストーラーと自動実行機能(タスクスケジューラ)を廃止しました。ツールを実行したい時に手動で起動する、インストール不要のクリーンな設計に変更しています。
- 【改善】「winget」コマンド実行時の同意スキップ: 初めて「winget」コマンドを実行した場合の「同意」が不要になりました。コマンドに –accept-source-agreements を付けることで、契約条件に自動的に同意し、プロンプトをスキップして実行します。参考元: search Command | Microsoft Learn
- 【仕様変更】更新チェック間隔の変更: セットアップ時の『毎日 0:00 から「1」時間ごとに更新をチェックする。』の「1」を「6」に変更しました。
※Windows 11 のみ対応
PowerShellCheckUpdate_v1.1.0.0.zip
「通常版」と「ストア版」の違いについて
今回のツールでは、対象とする PowerShell を「通常版( winget )」と「ストア版( msstore )」から選択できるようになっています。それぞれのメリットとデメリットは以下の通りですので、ご自身の環境に合わせてお選びください。
- 通常版( winget )の特長
- Microsoft 公式の標準的な配布形式です。
- PC 全体のシステムに深く統合され、動作が非常に安定しています。
- 自動更新はされないため、新しい機能を使いたい場合は本ツール等を使って手動でアップデートする必要があります。
- ストア版( msstore )の特長
- Microsoft Store アプリを経由してインストールされる形式です。
- 最大のメリットは「自動更新」です。バックグラウンドで最新版にアップデートされるため、管理の手間がかかりません。
- 通常版に比べて、最新バージョンの配信が数日程度遅れることがあります。
当サイトとしては、管理の手間を省きたい方には「ストア版」を、常に最速で最新機能に触れたい方やシステムを自分で制御したい方には「通常版」をおすすめします。
ツールの使い方
- ダウンロードして解凍した
PowerShellCheckUpdate.exeを実行します。 - 起動すると「情報を取得しています…」という案内画面が数秒間表示されます。(裏側で最新バージョンをチェックしています) ※ここに読み込み中画面の画像を配置してください
- 取得が完了すると管理画面( GUI )が開きます。「インストール済みのバージョン」の項目で、現在 PC に入っている PowerShell の状態を確認できます。 ※ここにメイン GUI 画面の画像を配置してください
- 最新版をインストール(または更新)したい場合は、リストから選択して右側の「インストール」ボタンを押すだけで自動的に処理が完了します。 ※不要になったプレビュー版などを消したい場合も、各項目の「削除」ボタンから個別にアンインストールが可能です。
旧バージョン( Ver 1.0.0.1 以前)をお使いの方へ
今回の Ver 1.1.0.0 より、ツール自体をタスクスケジューラに登録する自動実行機能を完全に廃止いたしました。 すでに旧バージョンのインストーラー( PowerShellCheckUpdate_Inst.exe )をご利用中の方は、旧インストーラーを再度実行し、画面の「アンインストール」ボタンをクリックして、タスクスケジューラの登録を解除してから新しいツールをご使用ください。
※もし旧バージョンのインストーラーをお手元から削除してしまった場合は、お手数ですが以下のリンクから再度旧バージョン(Ver 1.0.0.1)をダウンロードし、解凍して実行してください。アンインストール処理のみを行うことが可能です。
PowerShellCheckUpdate.zip(Ver 1.0.0.1)























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