Windows Update や Windows 11 の機能更新・アップグレードでエラーが発生した場合、表示されるエラーコードによって原因や確認すべきポイントが異なります。
例えば、同じ「更新プログラムをインストールできない」という症状でも、
- Windows コンポーネント ストアに問題がある
- Windows Update サービスが無効になっている
- ネットワーク通信がタイムアウトしている
- 必要な修復元が見つからない
- 再起動待ちや別のインストール処理が残っている
など、原因はさまざまです。
このページでは、Windows 技!で詳しく解説している Windows Update のエラーコードを一覧にまとめています。
エラーコードが表示されている場合は、該当する項目から対処法をご確認ください。
Windows Update のエラーコード
| エラーコード | 主な意味・確認ポイント | 詳しい対処法 |
|---|---|---|
0x80073712 | Windows コンポーネント ストアの破損、特定 KB の既知の問題 | 0x80073712 の原因と対処法 |
0x800705b4 | 処理のタイムアウト | 0x800705b4 の原因と対処法 |
0x8024401c | Windows Update サーバーとの通信タイムアウト | 0x8024401c の原因と対処法 |
0x80070422 | Windows Update サービスが無効、または開始できない | 0x80070422 の原因と対処法 |
0x800f081f | 修復に必要なソースやパッケージが見つからない | 0x800f081f の原因と対処法 |
0x800f0831 | Windows コンポーネント ストアの破損、不足パッケージ | 0x800f0831 の原因と対処法 |
0x800f0922 | 更新プログラムのインストール処理に失敗 | 0x800f0922 の原因と対処法 |
0x80240016 | 再起動待ち、または別のインストール処理が進行中 | 0x80240016 の原因と対処法 |
0x80028017 | ダウンロードまたはインストール時に発生するエラー | 0x80028017 の原因と対処法 |
0x80073712
0x80073712 は、Windows のコンポーネント ストアに必要なファイルが不足または破損している場合に表示されることがあります。
ただし、特定の Windows Update 自体の既知の問題として発生する場合もあるため、まず失敗した KB を確認することが重要です。
→ Windows Update エラー 0x80073712 の原因と対処法【Windows 11】
0x800705b4
0x800705b4 はタイムアウトを示すエラーです。
Windows Update の処理が一定時間内に完了できなかった場合に発生するため、単純にシステムファイルの破損と判断せず、更新処理が止まっている原因を確認します。
→ Windows Update が 0x800705b4 で止まる原因と対処法【Windows 11】
0x8024401c
0x8024401c は、Windows Update サーバーとの通信がタイムアウトした場合に表示されるエラーです。
ネットワーク接続、VPN、プロキシ、WinHTTP の設定などを中心に確認します。
→ Windows Update エラー 0x8024401c の原因と対処法【Windows 11】
0x80070422
0x80070422 は、Windows Update に必要なサービスが無効になっている場合などに発生します。
Windows Update サービスが「無効」になっていないか、必要なときに正常に開始できるかを確認します。
→ Windows Update エラー 0x80070422 の原因と対処法【Windows 11】
0x800f081f
0x800f081f は、Windows の修復や更新に必要なソースが見つからない場合に表示されるエラーです。
DISM による修復のほか、DISM 自体が 0x800f081f で失敗する場合の ISO を使用した修復元の指定方法も解説しています。
→ Windows Update エラー 0x800f081f の原因と対処法【Windows 11】
0x800f0831
0x800f0831 は、Windows コンポーネント ストアの破損や、不足している更新パッケージが原因で発生することがあります。
DISM・SFC による修復に加え、CBS.log から不足しているパッケージを特定する方法も解説しています。
→ Windows Update エラー 0x800f0831 の原因と対処法【Windows 11】
0x800f0922
0x800f0922 は、Windows Update のインストール処理に失敗した場合に表示されます。
特定の KB の問題、C ドライブの空き領域、VPN、Windows コンポーネントなど複数の確認ポイントがあります。
→ Windows Update エラー 0x800f0922 の原因と対処法【Windows 11】
0x80240016
0x80240016 は、別のインストール処理が進行中、または Windows が必須の再起動を待っている場合に表示されます。
まず PC を再起動し、再起動待ちや別のインストール処理が残っていないか確認します。
→ Windows Update エラー 0x80240016 の原因と対処法【再起動・インストール保留中】
0x80028017
0x80028017 は、Windows Update では「ダウンロード エラー」と「インストール エラー」の両方で確認されています。
エラーコードだけでは Windows Update 上の原因を特定できないため、失敗した KB、空き領域、手動インストール、更新キャッシュなどを順番に確認します。
→ Windows Update エラー 0x80028017 の原因と対処法【Windows 11】
Windows 11 アップグレード・機能更新のエラーコード
| エラーコード | 主な意味・確認ポイント | 詳しい対処法 |
|---|---|---|
0xC1900101 | 主にデバイスドライバー関連の問題で発生するアップグレードエラーです。 | 0xC1900101 の原因と対処法 |
0xC1900101 - 0x20017 | SAFE_OS フェーズの BOOT 操作中に失敗。ドライバー、外部デバイス、BIOS / UEFI、サードパーティ製ソフトウェアなどを確認します。 | 0xC1900101 – 0x20017 の原因と対処法 |
0xC1900101 - 0x40017 | SECOND_BOOT フェーズの BOOT 操作中に失敗。クリーン ブート、ドライバー、サードパーティ製ソフトウェアを確認します。 | 0xC1900101 – 0x40017 の原因と対処法 |
0xC1900101 - 0x30018 | FIRST_BOOT フェーズの SYSPREP_SPECIALIZE 操作中に失敗。周辺機器、デバイス ドライバー、デバイスのインストール ログを確認します。 | 0xC1900101 – 0x30018 の原因と対処法 |
0xC1900101 - 0x3000D | FIRST_BOOT フェーズの MIGRATE_DATA 操作中に失敗。不要な周辺機器とディスプレイ ドライバーを確認します。 | 0xC1900101 – 0x3000D の原因と対処法 |
アップグレード失敗の原因が分からない場合
エラーコードだけでは原因を特定できない場合があります。SetupDiag を使用すると、Windows セットアップのログから失敗したフェーズや操作、関連するドライバーなどを調べられます。
→ SetupDiag で Windows 11 アップグレード失敗の原因を調べる方法
0xC1900101
0xC1900101 は、Windows 11/10 のアップグレードや機能更新中に発生するエラーで、主にデバイスドライバーの互換性や不具合が原因です。問題が検出されると更新処理が中断され、以前の Windows にロールバックされることがあります。
また、0xC1900101 - 0x20017 や 0xC1900101 - 0x40017 のように拡張コードが付く場合は、問題が発生したフェーズや原因をさらに絞り込めます。
→ Windows 11/10 エラー 0xC1900101 の原因と解決策|アップグレード失敗を自力で治す
エラーコードが見つからない場合
この一覧にないエラーコードについても、順次記事を追加しています。
エラーコードが表示されていない場合や、
- Windows Update が「保留中」のまま進まない
- ダウンロードが 0%や 99%で止まる
- インストールが終わらない
- 再起動を繰り返す
- 更新プログラムのインストールに失敗する
といった症状の場合は、次の記事をご覧ください。

Windows Update のエラーはコードによって対処法が異なる
Windows Update のエラーでは、すべてのエラーに対して最初から DISM や更新キャッシュの削除を行えばよいわけではありません。
例えば、
0x80240016 なら再起動待ち、0x80070422 なら Windows Update サービス、0x8024401c ならネットワーク通信、0x800f081f なら修復元、0x800f0831 ならコンポーネント ストア、
というように、エラーコードの意味を確認してから対処することで、不要な操作を減らせます。
このページには、今後公開する Windows Update のエラー記事も随時追加していきます。