前回 Copilot アプリをショートカットキーで起動する方法を紹介しましたが、Windows 10、Windows 11 共にバグが存在し、正常に動作しない場合があることを確認しました。
そして、Copilot アプリがインストールされると、ショートカットキー Windowsキー + C で Copilot を起動することができなくなります。
※ショートカットキー Windowsキー + C は、Copilot アプリで廃止されました。
そのため、バグの影響を受けず、ショートカットキー Windowsキー + C で Copilot アプリを起動、終了できるツール「OpenCopilot」を作成しました。
対応 OS: Windows 11 のみ。
OpenCopilot の詳細
「OpenCopilot」をインストールをすると、ユーザーのスタートアップに登録し、すぐに起動して常駐します。
※ツールは「C:\Program Files\OpenCopilot」フォルダーにインストールされます。
「OpenCopilot」が起動されている間は、ショートカットキー Windowsキー + C を押すことで Copilot アプリを起動することができます。
Copilot アプリが既に起動している場合は閉じます。
Windowsキー + C を押すたびに、Copilot アプリを起動、終了をすることが可能になります。
このツールのメリットは、ショートカットキー「Windowsキー + C」で Copilot を終了すると、プロセスも終了するところです。
デフォルトでは、「Alt + スペース(機能を有効にした場合)」や × ボタンで終了した場合、Copilot のプロセスは終了されず、残ったままになります。
これは、次回の起動を速くするため、Microsoft が常駐するようにしたためです。確かに起動は速くなりますが、1~2秒程度です。
Copilot プロセスが常駐している場合、常に約 80MB のメモリーを消費しますので、頻繁に使用しない場合はプロセスを終了しておいた方が良いと思います。
OpenCopilot のダウンロード
対象ファイル:「OpenCopilotInst.exe」(Ver 1.0.0.1)
ハッシュ値(SHA256):f52d4dd33c943af84dd327a168f66c1066b61ded12c3b52e85c8ba16a3a00351
2025/04/14 Ver 1.0.0.1:
Windows 11 の最新のバージョンに対応しました。(ショートカットキーで Copilot が終了できない問題を修正)
OpenCopilot のインストール、アンインストール
インストール
1.ダウンロードした「OpenCopilotInst.zip」を解凍し、中にある「OpenCopilotInst.exe」を実行します。
2.「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

3.「OpenCopilot のセットアップ」が表示されますので、「インストール」をクリックします。
4.「インストールが完了しました。」と表示されたら OK をクリックします。
すると、「OpenCopilot のセットアップ」は自動で終了します。
これでインストールは完了しましたので、ショートカットキー Windowsキー + C を押して確認してみてください。
ツールが起動されているかは、タスクマネージャーの詳細タブを開いて確認することができます。
アンインストール
1.「OpenCopilotInst.exe」を実行します。
2.「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

3.「OpenCopilot のセットアップ」が表示されますので、「アンインストール」をクリックします。
4.「アンインストールが完了しました。ご使用ありがとうございました。」と表示されたら OK をクリックします。
すると、「OpenCopilot のセットアップ」は自動で終了します。
アンインストールを行うと、ツールを終了後に「C:\Program Files\OpenCopilot」フォルダーを削除し、スタートアップの登録も解除します。
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