今回は、Windows 10 と Windows 11 で PC のスペック(性能、仕様)を確認する 4つの方法を紹介します。
今回紹介する方法では、OS(オペレーティングシステム)のバージョン(21H2 や 22H2 など)、Windows のエディション(Home, Pro など)や OS ビルド(19045.2364 のような内部的な番号)、CPU やメモリーなどの情報を確認することができます。
自分の PC のスペックを確認する方法を知ることで、購入した PC が本当に説明通りのスペックなのかを調べることが出来ます。
自分の PC のスペックを知る必要性
例えば以前このような方がいました。
中古で PC を購入した後に詳しい方に見てもらうと、購入画面に記載されているスペックと違う部分がありました。
PC を購入してから数日経っており、販売者と連絡がとれず、しかたなく使い続けています。
特に中古で販売されている PC は、PC にそれほど詳しくない方が販売していることが多く見受けられます。
最近では、システム要件を満たしていない PC に Windows 11 をインストールをする方法がネット上で紹介されており、そういった方法でインストールした Windows 11 の PC を、「最新の OS インストール済み」と表示し、注意事項も書かずに販売されています。
このような PC を購入してしまうと、後で不具合が起きても何の保証もされなくなってしまいますので、十分に注意しましょう。
Windows OS のバージョンを確認する 4つの方法
1.Windows のバージョン情報
Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
winver
ここでは Windows のバージョン、OS ビルドが確認できます。
2.システムの詳細情報(設定)
Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
ms-settings:about
ここではもう少し詳しく CPU(プロセッサ)やメモリー(RAM)、システムの種類などの情報を見ることが出来ます。
3.システム情報
Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
msinfo32
ここではさらに詳しく、システムの要約、ハードウェア リソース、コンポーネント、ソフトウェア環境などの情報を見ることが出来ます。
4.DirectX診断ツール
Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
dxdiag
DirectX診断ツールは、コンピューター上の DirectX 関連のファイルを表示し、実行中のファイルの検査、入力デバイス、およびグラフィックドライバーのバージョンを確認できます。
また、システム情報の確認、ドライバーや入力デバイスなどの問題ないかを確認することが出来ます。
もしも問題がある場合は、各タブの一番下に表示されますので、PC の調子が悪い時など一度確認してみると良いでしょう。
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