2025/06/10~11 以降、Windows 10 または Windows 11 を使用している特定のメーカー(GIGABYTE、富士通、マウスなど)の PC で Windows Update 後に起動できなくなる問題が多く報告されています。
問題が発生してから今まで、メーカーからの対応はありましたが、Microsoft 公式からの発表は一切ありません。
多くのユーザーが「何故 Microsoft はこんな重大な不具合を発表しないんだ?」と疑問に思っていると思います。
そもそも Microsoft が認識しているかどうかもわからないので、筆者は Microsoft サポートに聞いてみました。
すると、この問題は Windows 10 と Windows 11 の両方のユーザーから報告されており、Microsoft は認識しているとのこと。
そして、今回の不具合の根本的な原因について聞いてみると、「ファームウェア (BIOS/UEFI) またはブートローダーの互換性に関連しているようです。」との返答がありました。
最近では、Secure Boot やブート メニュー画面に関する修正が行われています。
コミュニティアドバイザーからの回避策が提案されているということも教えていただきました。
- 電源を完全に消耗させる:電源を切断し、バッテリーを取り外し(可能であれば)、電源ボタンを60秒間押し続けます。
- BIOS設定をリセットする:BIOSに入り、デフォルト設定をロードします。
- セキュアブートと CSM を切り替える:セキュアブートを無効にし、レガシーサポート(CSM)を有効にします。
- 公式リカバリメディアを使用する:Microsoft のリカバリツールを使用して、起動可能なUSBを再作成します。
一部の環境では CSM の設定が変更できない機種があります。今回の不具合対象の機種にはないかもしれませんが、セキュアブートを無効にして「CSM Boot」を選択して起動すると OS は起動できません。
この場合はセキュアブートを無効・「UEFI Boot」で起動します。
今回の問題に対して、Microsoft 側からの対応はあるのか?と質問してみたのですが、明確な回答はなく、上記の回避策、またはメーカーによる対応のみのようです。
各メーカーからも対処法が出ていますので、下記の「各メーカーの不具合対象機種」に目を通しておくことをおすすめします。
各メーカーの不具合対象機種
GIGABYTE 対象の機種
Microsoft Windows 11の 2025年6月配布アップデート (KB5060842)を適用すると、OSが再起動しなくなる
GIGABYTE G5シリーズのうち、型番が KF-/MF- で始まる製品 GIGABYTE G6 シリーズのうち、型番が KF-/MF- で始まる製品 すべての GIGABYTE G6X シリーズで不具合が確認されています。
GIGABYTE の公式サイトに記載されている対処方法は、 「設定 → Windows Updateで、「更新の一時停止」を選択し、停止期間を設定する」と書かれていましたが、既に KB5060842 以降をインストールしていて起動できない場合は、次のページに記載されている「お客さまからのお問い合わせ先」から問い合わせをしてみてください。
GIGABYTE製ノートPCのWindows Update後の不具合について(GIGABYTE)
富士通 対象の機種
富士通の PC に関しては、6月25日以降に対応 BIOS を公開する予定です。
| 発表時期 | シリーズ名 | 品名 | 対応BIOS公開時期 |
|---|---|---|---|
| 2017年下期モデル | CELSIUS | C740 | 6月30日公開予定 |
| 2016年下期モデル | ESPRIMO | D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE | 6月25日公開予定 |
| D956/P | 6月26日公開予定 | ||
| CELSIUS | J550、W550 | 6月26日公開予定 | |
| C740、M740、R740 | 6月30日公開予定 | ||
| 2016年上期モデル | ESPRIMO | Q956/MRE | 6月25日公開予定 |
| CELSIUS | C740、M740、R740 | 6月30日公開予定 | |
| 2015年下期モデル | ESPRIMO | D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、Q556/M | 6月25日公開予定 |
| D956/M | 6月26日公開予定 | ||
| CELSIUS | J550、W550 | 6月26日公開予定 |
6月11日に公開の Windows Update後にパソコンが起動できなくなる(FUJITSUロゴ画面から進まない)場合がある
- Microsoft Windows(KB5060533)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 22H2・21H2用
- Microsoft Windows(KB5060531)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1809用
- Microsoft Windows(KB5061010)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1607用
- Microsoft Windows(KB5060998)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1507用
BIOS は、富士通のドライバーダウンロードページからお使いの PC を検索してダウンロードすることができます。
BIOS の更新方法は、BIOS ダウンロードページに記載されている「詳細情報(修正内容、インストール方法、対象機種、注意事項、他)」をお読みください。
マウス 対象の機種
下記の機種において問題が発生しているとのこと。下記以外の機種では現在報告はされていないようです。
- mouse A5
- mouse B5
- mouse F7
- mouse K5
- mouse K7
- G-Tune E4
- G-Tune E5
- G-Tune P5
- G-Tune P7
- DAIV 4N
- DAIV 5N
- DAIV S4
- DAIV R6
- MousePro C4
- MousePro G4
- MousePro L5
- ロゴ画面から先に進まない
- 「自動修復を準備しています」の画面で停止する
BIOS のダウンロード方法・適用方法は、下記の公式ページをご覧ください。
マウスコンピューター ホームページの 「 ドライバ ・ マニュアルダウンロード 」 項目から 「 各ファイル 」 をダウンロードする方法

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