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Win11 各ドライバーのプロパティのショートカットを作成する方法

今回は、デバイスマネージャー内の各ドライバーのプロパティのショートカットを作成する方法を紹介します。

通常、ドライバーのプロパティを開くには、デバイスマネージャーを開いてから目的のドライバーを選択し、ダブルクリックするか右クリック>「プロパティ」をクリックして開きますね。

頻繁に特定のドライバーのプロパティを開く場合、ショートカットを作成しておくと非常に便利です。

目次

ドライバーのプロパティのショートカットを作成する方法

1.デバイスマネージャーを開き、ショートカットを作成したいドライバーのプロパティを開いてください。

※ここでは Wi-Fi のドライバー「Intel(R) Wi-Fi 6 AX200 160MHz」のプロパティで説明します。

デバイスマネージャー

2.「詳細」タブを開き、「プロパティ」で「デバイス インスタンス パス」を選択してください。

3.すると、下の「値」に「PCI」から始まる長いパス名が表示されます。

デバイスマネージャー

4.パス名の上で右クリック>「コピー」をクリックします。

デバイスマネージャー

5.メモ帳などを開き、コピーしたパスを貼り付けましょう。

6.貼り付けたパス名の前に次のコマンドをコピーして貼り付けてください。(末尾に半角スペースあり)

rundll32.exe devmgr.dll,DeviceProperties_RunDLL /DeviceID 

7.パス名の両サイドにクォーテーションマーク(引用符)「”」(半角)を付けてください。

8.すると、次のようなコマンドが完成します。

rundll32.exe devmgr.dll,DeviceProperties_RunDLL /DeviceID "PCI\VEN_8086&DEV_2723&SUBSYS_00848086&REV_1A\6&15A14A97&0&0030020A"
メモ帳

9.完成したコマンドを、両サイドにスペースが入らないようにコピーしてください。

10.デスクトップやフォルダーの中の何もない所で右クリック>新規作成>「ショートカット」をクリックします。

※ここではデスクトップにショートカットを作成します。

デスクトップ – 右クリックメニュー

11.「ショートカットの作成」が開きますので、「項目の場所を入力してください」の下に先ほどコピーしたコマンドを貼り付け、「次へ」をクリックします。

ショートカットの作成

12.「このショートカットの名前を入力してください」の下に好きな名前を入力し、「完了」をクリックします。

ショートカットの作成

これでショートカットが作成されましたので、ダブルクリックして実行してみてください。

ドライバーのプロパティが表示されましたね?

通常のプロパティと異なるところは、「ドライバー」タブで更新やアンインストールができないところです。(「詳細設定」タブも表示されません)

ドライバーのプロパティ

これを有効にするには、「全般」タブにある「設定の変更」をクリックします。

ドライバーのプロパティ

または、ショートカットを右クリック>「管理者として実行」をクリックして開くことで、初めから更新やアンインストールができる状態にすることができます。

※「管理者として実行」をすると「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されますので、「はい」をクリックするとショートカットが実行されます。

完成したコマンドは、「ファイル名を指定して実行」や「コマンドプロンプト」などに入力して実行することもできます。

ショートカットをダブルクリックで「管理者として実行」したい場合は、

1.ショートカットの上で右クリック>「プロパティ」をクリックします。

2.「ショートカット」タブにある「詳細設定」をクリックします。

ショートカットのプロパティ

3.「管理者として実行」にチェックを入れ、OK をクリックします。

ショートカットのプロパティ

4.OK をクリックします。

ショートカットのプロパティ

これで次回からは、ショートカットをダブルクリックすると「管理者として実行」するようになります。

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