Windows 11 バージョン 23H2 および 24H2 のエクスプローラー(フォルダー)を全画面表示(F1キーを押す)すると、アドレスバーが表示されたままになる不具合が発生しています。
この不具合は、Windows 11 バージョン 23H2 の更新プログラム KB5044380 および KB5046633 以降、Windows 11 バージョン 24H2 の更新プログラム KB5044384 および KB5046617 以降をインストールしている環境で発生する場合があります。
こちらの画像は全画面表示が正常な状態です。
原因と対処法
こちらの画像は、不具合が発生しているエクスプローラーであり、全画面表示をすると透明な状態でアドレスバーが表示されたままになっています。
このとき、アドレスバーなどは透明でも機能していますが、透明部分の下からの一部はクリックしても反応しません。
詳しく言うと、135ピクセル分、透明なウィンドウがエクスプローラー上に重なっている状態です。
エクスプローラーを全画面表示するとアドレスバーが表示されたままになる原因は、上で述べた更新プログラムをインストールしたことにより、エクスプローラーに新機能が追加されたためです。
問題解決のために検証した結果、以前紹介した Windows 11 バージョン 24H2 の不具合である、エクスプローラーのツールバーにある「もっと見る(…)」をクリックした際に表示されるメニューが、エクスプローラーの場所に関係なく上側に展開されるバグの解決法と同じ方法で解決されることを確認しました。
この不具合は、2025/01/15 にリリースされる更新プログラムで解決される可能性がありますが、今現在 Microsoft からの情報はありません。
今すぐ解決したいという方は、次のページを参考にしてみてください。
コメント(降順)