MicroSoft は、2022/12/13 の更新プログラム「KB5021233」をインストールした後、一部の環境で Windows の起動時にブルー スクリーンエラー 「0xc000021a」が表示され、正常に起動できなくなることを認めました。
影響を受けるのは、Windows 10 バージョン 22H2、21H2、21H1、20H2 です。
問題の原因は、「KB5021233」をインストール後、「C:/Windows/System32」と 「C:/Windows/System32/Drivers 」(C: は OS がインストールされているドライブ) 下にある「hidparse.sys」というファイルのバージョンが違ってしまうため。
これにより、クリーンアップ時に署名の検証が失敗するようです。
回避策
Win11 セーフモードなどが選択できる「高度なスタートアップ オプション」の開き方 を参考に、「高度なスタートアップ オプション」を開きます。
トラブルシューティングを選択します。
コマンドプロンプト選択します。
すると、PC が再起動され、コマンド プロンプトが開きます。(サインインが必要な場合があります)
次のコマンドを実行して Enter を押します 。
xcopy C:\windows\system32\drivers\hidparse.sys C:\windows\system32\hidparse.sys
上書き確認の画面が出る場合がありますので、画面に従い上書きを行ってください。(y を入力)
コマンドの実行が完了したら、「exit」と入力して Enter を押します。
続いて「続行」ボタンをクリックすると Windows は通常どおりに起動するはずです。
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