以前の Windows では、 PC の電源を入れた直後にキーボードの「F8」キーを連打すると「詳細ブート オプション」が表示されましたが、 Windows 10 と Windows 11 では「詳細ブート オプション」が表示されなくなってしまいました。
「詳細ブート オプション」は廃止されたわけではなく無効化されているだけなので、設定をすることで Windows 10 と Windows 11 でも「詳細ブート オプション」を表示させることが出来ます。
今回は、「詳細ブート オプション」を有効化する方法を紹介したいと思います。
「詳細ブート オプション」を有効にする方法
コマンドプロンプトの開き方を参考に、コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコードを入力して Enter を押します。
bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy
設定はこれで完了しましたので、次回からは PC の電源を入れた直後に「F8」キーを連打すると「詳細ブート オプション」が表示されるようになります。

Win10/Win11 起動時に「前回正常起動時の構成」を表示する方法
「詳細ブート オプション」を無効にする方法
コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコードを入力して Enter を押します。
bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard
これでデフォルトの設定に戻ります。
「詳細ブート オプション」は必要?
万が一 Windows が起動できなくなった場合、「詳細ブート オプション」の「コンピューターの修復」から「セーフモード」や「高度なスタートアップ オプション」を開き、システムを修復することが出来ますので、有効にしておくことをおすすめします。
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