ファイルまたはフォルダーを右クリックした時のメニューに「フォルダーへコピー」または「フォルダーへ移動」を追加しておくと、エクスプローラーを開いてからコピー、移動するという手間が省けます。
※Windows 11 の場合、ファイルまたはフォルダーを右クリック>「その他のオプションを確認」をクリックした際のメニューに表示されます。(旧右クリックメニュー)
Windows 11 の新右クリックメニューを旧バージョンに戻す
ファイル、フォルダーの右クリックメニューに「フォルダーへコピー」を追加する方法
レジストリの操作を間違えると、システムが起動できなくなるなどの不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。
- システムの復元ポイント作成方法及び復元方法
- レジストリエディターの開き方及びバックアップ方法
- Win10 レジストリの予備知識|概念、開き方、レジストリの内部構成
※Windows 11 のレジストリも基本は同じです。
1.Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。
「フォルダーへコピー」から設定していきます。
2.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers
3.ContextMenuHandlers キーを選択した状態で、右クリック>新規>キー をクリックします。
4.「新しいキー #1」の名前を次の名前に変更します。
{C2FBB630-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}
これで設定は完了しましたので、ファイルやフォルダーの上で右クリックをしてみましょう。
「フォルダーへコピー」が追加されていますので、クリックしてみましょう。

すると「項目のコピー」というダイアログが表示されますので、コピー先のフォルダーを選択し、下にある「コピー」ボタンをクリックするとコピーが開始されます。
コピー先のフォルダーに同名のファイルまたはフォルダーがある場合、「ファイルの置き換えまたはスキップ」が表示されます。
「フォルダーへコピー」と同様の手順で次のキーを追加すると「フォルダーへ移動」が追加されます。
{C2FBB631-2971-11d1-A18C-00C04FD75D13}
コメント