今回は、2023/09/26 にプレビューリリースされた、Windows 10 のオプションの品質更新プログラム「KB5030300」がインストールできない場合の対処法を紹介します。
筆者が確認したのは、「KB5030300」のインストール後に再起動し、Windows Update の画面を開いた時です。
「この更新プログラムをインストールできませんでした。もう一度お試しください。0x800700d。」というエラーが表示されていました。
意味は「ERROR_INVALID_DATA」(無効なデータがダウンロードされたか、破損が発生したことを示します。)になります。
エラー番号「0x800700d」の対処法
一般的にこのエラーが出た場合、再度更新プログラムのチェックを実行してください。
その際に「.NET Framework 3.5、4.8、4.8.1 の累積的な更新プログラム」がインストールされる場合があります。
その後に「しばらくお待ちください…」と表示されたら、そのまま表示が消えるまでお待ちください。

5分経っても「しばらくお待ちください…」が消えない場合、Windows Update の画面を閉じ、サービスを開いてください。
サービスが開いたら、「Windows Update」を選択し、左側の「サービスの再起動」をクリックします。

再起動が完了したらサービスを閉じ、再度 Windows Update の画面を開きます。
もう一度「更新プログラムのチェック」をクリックし、「最新の状態です」と表示されたら、「KB5030300」の下の「ダウンロードしてインストール」をクリックします。

「KB5030300」のダウンロードとインストールが開始しますので、しばらくお待ちください。

「インストール中 – 100%」からの時間が長い場合、「0x800700d」エラーが発生している可能性がありますので、一度 Windows Update の画面を閉じて再度表示してみてください。

もしも「0x800700d」エラーが発生していたら、何らかの原因で Microsoft が「KB5030300」のインストールをブロックしている可能性があります。
「KB5030300」はプレビューリリースであり、必須の更新プログラムではありません。
筆者の環境では「KB5030211」まではインストールできましたが、「KB5030300」のインストールはできませんでした。
ここで様々な方法を試すよりも、次の更新プログラムがリリースされるまで待つのが得策です。
2023/10/12:
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