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解決!VMware Player が遅い

今回は、VMware Workstation 16 Player(無料版)が遅い場合の解決法を紹介します。

筆者の VMware Player も非常に遅く、ネットで調べると、メモリー関連の設定で軽くなるという記事があり試してみましたが、筆者の環境では効果がありませんでした。

プロセッサのコアの数を変更して VMware Player を起動しても変わりはありませんでした。

いろいろ調べながら試しているうちに、VMware Player の設定でプロセッサのコアの数を変更した後に起動し、ゲスト OS のタスクマネージャーで CPU の仮想プロセッサ数を確認すると「4」に設定したはずが、「1」しか認識していないことが分かりました。

もしも同じ症状で困っている場合は、今回紹介する方法を一度試してみてください。

目次

VMware Player が遅い場合の解決法

VMware Player は終了しておいてください。

vmx ファイルを編集します。

vmx ファイルは通常次の場所にあります。

C:\Users\自分のユーザー名\My Documents\Virtual Machines\仮想マシン名.vmx

または

C:\ユーザー\自分のユーザー名\My Documents\Virtual Machines\仮想マシン名.vmx

拡張子が表示されていない場合は表示しておきましょう。

拡張子の表示方法

vmx ファイルは少しでも編集を間違えると起動できなくなりますので、初めにコピーをして別名で保存しておきましょう。

vmx ファイルをノートパッドで開き、次の項目を探します。

numvcpus = "4"
cpuid.coresPerSocket = "4"
numa.autosize.vcpu.maxPerVirtualNode = "4"

“4” の部分は「論理プロセッサ数」と同じ数に変更します。

項目がない場合は追加してください。

論理プロセッサ数はタスクマネージャーで確認できます。

タスクマネージャー - 「パフォーマンス」タブ - CPU
タスクマネージャー – 「パフォーマンス」タブ – CPU

vmx ファイルの編集が終わったら上書き保存し、 VMware Player を起動してみてください。

ゲスト OS が起動したら、タスクマネージャーを開いて「仮想プロセッサ数」を確認してください。

タスクマネージャー - 「パフォーマンス」タブ - CPU
タスクマネージャー – 「パフォーマンス」タブ – CPU

「仮想プロセッサ数」が変更されていれば、設定完了です。

実際にゲスト OS でアプリケーションやファイル、フォルダーなどを開いてみると分かりますが、明らかに速くなっています。

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