Windows 10 バージョン 22H2 はサポート終了日(2025/10/14)まで機能更新やセキュリティの更新プログラムを受け取ることができますが、サポート終了日以降は更新プログラムが受け取れなくなります。
サポートが終了した Windows 10 は使えなくなるわけではなく、そのまま使い続けることができるのですが、 セキュリティ更新プログラム、バグ修正、機能改善、セキュリティ問題の解決は提供されなくなります。
そのため、Microsoft はユーザーに Windows 11 にアップグレードするか新しい Windows 11 PC を購入することを勧めています。
ただ、Microsoft はサポート終了日以降も有償の拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) サブスクリプション(12 か月ごと)を購入することにより、サポートを最大 3年間延長すると発表しています。
Microsoft は拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) に関して次のように言っており、あくまでも Windows 11 に移行するための一時的な橋渡しを目的としています。
拡張セキュリティ更新プログラムは長期的な解決策ではなく、一時的な橋渡しを目的としています。 ESU には、新機能、セキュリティ以外の修正、設計変更リクエストは含まれません。ESU プログラムは、Windows 10 のテクニカル サポートを延長しません。テクニカル サポートは、ESU ライセンスのアクティベーション、ESU 月例更新プログラムのインストール、更新自体が原因で発生した可能性のある問題への対処に限定されます。
When to use Windows 10 Extended Security Updates – Google 翻訳
拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) の価格は、2024/04/02 に発表されており、1年目は 61ドル、2年目は 122ドル(2倍)、3年目は 244ドル(3倍)に決定されました。(法人向け)
3年間を合計すると 427ドル、2024/04/03 現在日本円に換算すると約 64,789.56 円になります。
64,789.56 円あれば Windows 11 を搭載している PC が購入できますね。
Windows 11 にアップグレードする予定がない Windows 10 搭載 PC の ESU ライセンスは、サポート終了日の 1年前の 2024年 10月 から購入することができます。
※マイクロソフトのクラウドベースの更新管理ソリューション(Microsoft Intune または Windows Autopatch)をご利用の企業様向けの特別キャンペーンがあるようです。ESU ライセンスが約 25% 割引になるとのこと。
上記の内容を見ても、よっぽどの理由がない限りは Windows 11 にアップグレードするか、Windows 11 を搭載した PC を購入したほうが良いと思います。
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