海外メディア Deskmodder によると、 Windows バージョン 22H2 で新たなバグが発見されたようです。
バグの内容は、タスクマネージャーを開いているときに、次の警告画面が表示され、外付けの USBメモリなどの取り外しができなくなるというものです。
「USB大容量記憶装置の取り外し中にエラーが発生しました
このデバイスは現在使用中です。デバイスを使用しているプログラムまたはウィンドウを閉じてから、再試行してください。」
筆者も実際に試してみたところ、タスクマネージャーの「プロセス」タブを開きながら USBの取り外しを行うと、警告の画面が表示されました。
このバグは常に起きるというものではなく、「プロセス」タブを開いていても取り外しできることもあります。
何度か試して気付いたことは、警告画面が出る際に USBメモリのランプが光っていること。
「プロセス」タブを開きながら USBの取り外しを行うと、何らかのアクセスをしているようです。
他のタブを開いているときは警告画面は出ません。
また、あらかじめタスクマネージャーの「プロセス」タブを開いている状態で USBメモリを接続した場合、通常どおり取り外すことが出来ました。
このバグは MicroSoft では発表されていませんので、今現在解決策はありません。
※現在、「パフォーマンス」タブ以外を開いていると取り外しができないことを確認しています。(Windows 11 23H2)
2024/04/08:
コメント(降順)
Windows10Proで22H2にアップしたところ問題が発生しました。6月に入ってからです。気が付くのが遅く、どのアップデートが問題なのか分からないでいます。
USBメモリの場合はドライブ選択して右クリックでプルダウンから取り外しが見えるので、それを選択すると「使用中」と出ますが、「続行」を選択すると強制的に外せます。
困ったのはUSB外付けHDDでプルダウンに取り外しが現れなく、シャットダウンでしか外せません。非常に困っていますがMSは知らんぷりなんですね。
匿名様、コメントありがとうございます。
>USB外付けHDDでプルダウンに取り外しが現れなく、シャットダウンでしか外せません。
最近の Windows 10 のアップデートを行うことで、一部の環境で不具合が出ています。
USB Type-C ポートで一部の機器が認識しなくなる不具合が報告されていますので、もしかすると「KB5027215」が関係しているかもしれません。
回避策 Windows 10 KB5027215 で複数の不具合報告
こちらもお試しください。
外付け HDD が「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」に表示されない