Windows 10Windows 11デバイスに関する問題問題解決全般

USBメモリが壊れる主な原因|USBメモリ使用時の注意事項

スポンサーリンク

USBメモリはとても小さく、データの保存も簡単にでき、持ち運びも楽で便利ですね。

多くの方が USBメモリを使用していると思いますが、長く使いたい場合は、USBメモリが壊れる主な原因と使用時の注意事項を知っておく必要があります。

注意事項を守らずに使用していると寿命が短くなってしまったり、壊れてしまう場合があります。

USBメモリが壊れる主な原因

1.USBメモリ自体の寿命

USBメモリの寿命はメーカーにもよりますが、おおよそ 3~5 年と言われています。

書き込み回数は一般的なもので約 10万回程度です。

この書き込み回数は単なる参考値であり、使用環境により変化します。

書かれている回数より多い場合も少ない場合もありますので、参考程度に覚えておきましょう。

2.不適切な使用方法

  • データの書き込み、または読み込みが行われている最中に USBメモリを抜いてしまうと、USBメモリ内のデータが消える可能性、もしくは USBメモリ自体が壊れてしまう場合があります。また、Windows のシステムにダメージを与える可能性があります。
  • USBメモリの差込口にホコリが付いている場合はきれいに掃除してから挿すようにしましょう。ホコリが付いていると接触不良を起こしてしまい、USBメモリ自体、または挿している USBポートも壊れてしまう可能性があります。
  • USBメモリを挿してすぐに抜いてしまうと USBメモリ内のデータが消える可能性、もしくは USBメモリ自体が壊れてしまう場合があります。USBメモリを挿してからしばらくはシステムが USBメモリを認識するためにアクセスを行います。また、インストールしているアプリケーションにもよりますが、USBメモリを挿した後にデータの読み込みをするものがあります。
  • USBメモリを抜く際に「ハードウェアの安全な取り外し」を行ってから抜いていない。

「ハードウェアの安全な取り外し」はタスクバーにある USBのアイコンをクリックすると表示されます。

Windows 10 バージョン 1809 からは、取り外しポリシーが「クイック取り外し」に設定されていれば、「ハードウェアの安全な取り外し」を行わなくても直接 USBメモリを抜くことが出来ると MicroSoft は認めています。

しかし、筆者は「ハードウェアの安全な取り外し」を行ってから抜くことをおすすめします。

何故かというと、システムには不具合が付き物だからです。

実際に、筆者の使用している USBメモリを数週間前にデータの書き込みが終わった後に、読み書きされていないことを確認した後にそのまま抜いたのですが、本日その USBメモリを挿すと「このドライブで問題が見つかりました。今すぐドライブをスキャンして修復してください。」と表示され、チェックディスクを行いましたが、途中で修復不能となり使えなくなってしまいました。

その USBメモリはフォーマットもできませんでしたので、廃棄することにしました。

筆者は念のために別の外付けハードディスクにもデータを保存していましたので問題ありませんでした。

これだけが壊れた原因ではないかもしれませんが、USBメモリの取り扱いには十分注意しましょう。

USBメモリの保管方法

  • USBメモリは湿気のある場所には保管しないこと。USBメモリには金属成分が含まれているため、金属部分が錆びて使用できなくなる可能性があります。
  • 金属や鍵などの比較的硬い物質と一緒に保管しないようにしましょう。変形して使用できなくなる可能性があります。
  • 清潔な場所に保管しましょう。一部の USBメモリにはキャップがありますので、しっかりとキャップをしておきましょう。キャップのないタイプの場合、ホコリが入らないように箱に入れるか、ハンカチなどで包んで保管しましょう。

USBメモリの書き込みの回数はどうやってカウントするのか?

USBメモリの書き込みの回数はブロック単位であり、特定のブロックが寿命に達すると、USBメモリの容量が減少します。

そのため、容量の上限まで行ったら書き込みを 1回とするのではなく、書き込みのたびに 1回の書き込みとしてカウントされます。

例えば、1つのファイルを USBメモリに転送することは、ファイル サイズに関係なく 1回の書き込みに相当します。

寿命を延ばすためのアイデア

  • 使用しない場合は無駄な読み書きが行われないように PC から外して保管する。
  • USB延長コードを使用して USBメモリ自体の破損を防ぐ。
  • USBメモリに書き込みを行う場合には、zip ファイルなどに圧縮してから書き込む。複数のファイルを何度も書き込んでいると、それだけ書き込み回数がカウントされます。zip ファイルなどに圧縮すれば、大量のファイルも 1つの圧縮ファイルなので、 1回の書き込みとなり、書き込み回数を減らすことが出来ます。
  • あまり容量ギリギリまで保存しない。HDD や SSD でも同じですが、容量いっぱいまで保存すると寿命が縮みます。

USBメモリを長く使うためにいろいろと工夫をしてみてください。

コメント(降順)

OSの不具合に関する質問の場合は、明確かつ迅速に解決するために、以下の情報を分かる範囲で質問に含めてください。

1. 使用しているOSのバージョン

  • 例:Windows 10 Home 22H2、Windows 11 Pro 21H2 など

2. 発生している具体的な症状

  • 具体的な症状をできるだけ詳しく説明してください。
  • エラーメッセージが表示される場合は、その内容を正確に記載してください。
  • いつ、どのような操作中に問題が発生したのかを明記してください。

3. 症状が出たのはいつからですか?

  • 症状が出始めた時期をできるだけ具体的に教えてください。

4. 症状が出る前に何か特別な操作をしましたか?

  • 以下のような操作を行った場合は、教えてください。
    • アプリのインストール
    • システムの設定を変更するツールを使用した
    • ファイルの削除
    • レジストリの編集
    • その他

5. 症状が出た後に試したことはありますか?

  • 問題解決のために試したことを分かる範囲でリストアップしてください。
  • インターネットで調べた解決策を試したかどうか、その結果も記載してください。

6. Windows Updateは定期的に行っていますか?

  • 最近インストールした更新プログラムを教えてください。
  • 例:KB5034441

7. セキュリティソフトをご利用されていますか?

  • セキュリティソフトの種類(名称)を教えてください。

8. PCの型番

  • PCの型番がわかれば教えてください。
  • わからない場合は、「デスクトップ」または「ノート」と記入してください。
タイトルとURLをコピーしました