Windows 11セキュリティ

コマンドプロンプトでファイルのハッシュ値を取得する

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ハッシュ値とは、簡単に言うとファイルの身分証明書と言えます。

ただ、ハッシュ値は身分証明書よりも厳密であり、ファイルサイズ、時間、タイプ、作成者、マシンなどに基づいて計算され、少しでも変更があればハッシュ値が変わってきます。

ハッシュ値は、多くの場合ファイルの同一性の確認に使われます。

例えば当サイトでは筆者の自作ソフトを配布していますが、ソフトのハッシュ値とユーザー様がダウンロードしたソフトのハッシュ値が一致すれば正しいファイルとなりますが、もしも一致しなければ次のように正しいファイルとは言えません。

  • ファイルのバージョンが違う
  • ファイルが壊れている
  • ファイルが改ざんされている(第三者がプログラムを書き換えること)

ハッシュ値を取得する方法

ハッシュ値の取得には Windows のコマンド「certutil」を使用します。

取得できるハッシュアルゴリズムは次の の7つです。

  • MD2
  • MD4
  • MD5
  • SHA1
  • SHA256
  • SHA384
  • SHA512

コマンドの書き方:

%systemroot%\System32\certutil.exe -hashfile "ファイルのフルパス" SHA256

※「SHA256」の部分を取得したいアルゴリズムに変更してください。

指定するファイル名にスペースが含まれている場合はダブルクォーテーション(””)で囲んでください。

アルゴリズム:SHA256 を指定した例

%systemroot%\System32\certutil.exe -hashfile "C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" SHA256

実際にコマンドプロンプトを開いて実行してみましょう。

コマンドプロンプトの開き方(管理者として実行):

Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き「cmd」と入力し、Shift + Ctrl キーを押しながら Enter を押してください。

コマンドを入力し、Enter を押すとハッシュ値が表示されます。

コマンドプロンプト

当サイトでは、Windows 10/11 関連の情報、問題解決法やカスタマイズ方法などを紹介しています。皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

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OSの不具合に関する質問の場合は、明確かつ迅速に解決するために、以下の情報を分かる範囲で質問に含めてください。

1. 使用しているOSのバージョン

  • 例:Windows 10 Home 22H2、Windows 11 Pro 21H2 など

2. 発生している具体的な症状

  • 具体的な症状をできるだけ詳しく説明してください。
  • エラーメッセージが表示される場合は、その内容を正確に記載してください。
  • いつ、どのような操作中に問題が発生したのかを明記してください。

3. 症状が出たのはいつからですか?

  • 症状が出始めた時期をできるだけ具体的に教えてください。

4. 症状が出る前に何か特別な操作をしましたか?

  • 以下のような操作を行った場合は、教えてください。
    • アプリのインストール
    • システムの設定を変更するツールを使用した
    • ファイルの削除
    • レジストリの編集
    • その他

5. 症状が出た後に試したことはありますか?

  • 問題解決のために試したことを分かる範囲でリストアップしてください。
  • インターネットで調べた解決策を試したかどうか、その結果も記載してください。

6. Windows Updateは定期的に行っていますか?

  • 最近インストールした更新プログラムを教えてください。
  • 例:KB5034441

7. セキュリティソフトをご利用されていますか?

  • セキュリティソフトの種類(名称)を教えてください。

8. PCの型番

  • PCの型番がわかれば教えてください。
  • わからない場合は、「デスクトップ」または「ノート」と記入してください。
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