今回は、Google Chrome の「省エネモード」を有効にする方法を紹介します。
Google Chrome 使用時のバッテリー消費が早くて困っていませんか?
Google Chrome は人気があり、筆者も愛用しているブラウザーですが、一部のユーザーからはシステムメモリーの消費が多い事や、Google Chrome を使うとバッテリーの消費が早すぎるという声が上がっています。
Google Chrome は、バージョン 108 およびそれ以降に「省エネモード」を追加しており、ブラウザーは改善されています。
この「省エネモード」はまだ試験段階の機能であり、有効にするには設定が必要になります。
Google Chrome の省エネモードとは
Google Chrome の省エネモードは、バッテリー駆動時の Google Chrome の消費電力抑え、バッテリーの寿命を延ばすように設計されています。
省エネモードをオンにすると、バックグラウンド アクティビティと視覚効果を制限し、バッテリーを節約します。

選択できる項目は 2つあります。
- バッテリー残量が 20% 以下の場合にのみオンにする
- パソコンが電源に接続されていない時にオンにする
Google Chrome の省エネモードを有効にする方法
省エネモードを有効にするには、Google Chrome のバージョンが 108 またはそれ以上でないと有効にすることが出来ませんので、先ずご使用の Google Chrome のバージョンを確認してください。
Google Chrome のバージョンの確認方法
Google Chrome の右上の縦に並んだ 3つの点をクリックします。

「設定」をクリックします。

左下の「Chrome について」をクリックします。

すると、右側にバージョンが表示されます。

赤枠で囲んだ部分がバージョンですので、108 以上なら問題ありません。
省エネモードを有効にする
Google Chrome のアドレスバーに次のコードを入力して Enter を押します。
chrome://flags
すると、次の画面が表示されますので、検索ボックスに「battery saver」と入力します。
「Enable the battery saver mode feature in the settings」という項目が表示されますので、右側のリストから「Enabled」を選択します。

すると、下に次の「Relaunch(再起動)」ボタンが表示されますので、クリックします。

Google Chrome が起動したら、右上の縦に並んだ 3つの点をクリックして設定画面を開き、左側にある「パフォーマンス」をクリックします。

すると、右側に「省エネモード」が表示されます。

通常は「バッテリー残量が 20% 以下の場合にのみオンにする」のままで問題ありませんが、省エネを優先したい場合は「パソコンが電源に接続されていない時にオンにする」を選択しましょう。
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