今回は、Windows 11 でブルースクリーンエラー「0x000000D1 DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」が出る場合の原因と対処法を紹介します。
Microsoft の説明では、「プロセス IRQL が高すぎるときに、カーネル モード ドライバーがページング可能なメモリにアクセスしようとしたことを示します。」ということですので、何らかのドライバーに問題があるということがわかります。
バグ チェック 0xD1:DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL(Microsoft)
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL の原因と対処法
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL の原因は、多くの場合ネットワークドライバーです。
ネットワークドライバーが壊れている、バージョンが古い、あるいは最新のバージョンにバグがある場合などです。
また、USB 接続の無線LAN子機などの USB ドライバーに問題がある場合もあります。
ドライバーに問題がある場合、Windows Update の実行やメーカーからドライバーをダウンロードして更新を行うことで解決できる場合があります。
次のページではネットワークドライバーの再インストール方法を紹介していますので参考にしてみてください。
Win10/Win11 インターネットに接続できない場合の解決法
ドライバー以外では次のような原因があります。
- アプリケーション
一部のアプリケーションはドライバーをインストールするものがあります。それが原因でブルースクリーンエラーが出ることがありますので、公式サイトで情報や更新があるかを確認して対処してください。 - システムファイル
システムファイルが壊れていると様々な不具合が起きます。システムファイルの修復を実行してみましょう。
Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」 - メモリーに問題がある
メモリーに問題がある場合にも DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL エラーが出ることがあります。メモリーの診断を実行して問題があるかどうかを確認してみましょう。
Win10/Win11 システムメモリーの問題の有無を診断する方法
上記の方法で解決できない場合は次のページを参考に問題の検出を実行してみてください。
コメント(降順)