Microsoft は、2023/11/30 に更新プログラム KB5032278 をプレビューリリースしました。
先日の記事でもお伝えしましたが、KB5032278 をインストールすることにより Copilot が導入されました。
しかし、今の時点では KB5032278 のインストール後すぐには Copilot を使用することはできませんので、以下の方法を実行する必要があります。
Windows 10 で Copilot を有効にする方法
まず Microsoft アカウントでサインインをしておきましょう。
方法1
KB5032278 で Copilot が導入されましたが、今現在インストール後にすぐに使えるようにはなりません。
Copilot を使えるようにするには、Windows Update の画面にある「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を「オン」にします。

ただ、この方法では順次有効になるとのことで、すぐには使えるようにはなりません。
また、いつ使えるようになるかもわかりません。
もしもすぐに Copilot を使いたい場合は「方法2」を実行してください。
方法2
※この方法では Windows Update の画面にある「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を「オン」にする必要はありません。
「ViVeTool」をダウンロードする必要がありますので、次のページから zip ファイルをダウンロードしてください。
https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases/
2023/12/20 現在の最新バージョンは v0.3.3 です。

ダウンロードした zip ファイルを解凍し、解凍したフォルダーを開きます。
1.フォルダーを開いたら、エクスプローラーのアドレスバーにある「ViVeTool」のパスをコピーしてください。

2.次にスタートボタンを右クリック>「Windows Power Shell(管理者)」をクリックします。
3.ユーザーアカウント制御の画面が開いたら「はい」をクリックします。
4.PowerShell に半角で「cd 」と入力します。(cd の後に半角スペースを入れる)
5.そのままマウスの右ボタンをクリックをすると、先ほどコピーしたアドレスが入力されますので、Enter を押してください。
次の画像のようになれば OK です。
6.次のコマンドを入力して Enter を押します。
.\vivetool.exe /enable /id:46686174,47530616,44755019
「Successfully set feature configuration(s)」と表示されていれば OK です。
7.そのまま次のコマンドを入力して Enter を押します。
reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\Shell\Copilot\BingChat /v IsuserEligible /t REG_DWORD /d 1 /f
「この操作を正しく終了しました。」と表示されたら操作完了です。
Windows Power Shell を閉じ、PC を再起動するとタスクトレイ(通知領域)の右端に Copilot のアイコンが追加されます。

Copilot のアイコンをクリックすると Copilot が開きます。
タスクトレイの Copilot のアイコンは、タスクバーの右クリックメニューから表示、非表示することができます。

一度 Copilot が有効になれば、ローカルアカウントに切り替えても Copilot はそのまま使うことができます。
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