今回は、Wi-Fi の接続を再起動するバッチファイルを紹介したいと思います。
Windows 10 または Windows 11 の起動時に、うまく Wi-Fi に接続できないことがあります。
そして、時には Wi-Fi が接続済みと表示されていてもインターネットに接続できない場合があります。
その場合は一度 Wi-Fi を切断してから再度接続すれば、ほとんどの場合は正常に接続できるようになります。
Win10/Win11 解決!起動時に Wi-Fi に繋がらない
Wi-Fi の接続を再起動するバッチファイル
@echo off
sc stop WlanSvc
ping -n 5 127.0.0.1>nul
sc start WlanSvc
exit
コードの説明
sc stop WlanSvc = WlanSvc サービス(WLAN AutoConfig)を停止します。
ping -n 5 127.0.0.1>nul = 5秒間一時停止します。
sc start WlanSvc = WlanSvc サービス(WLAN AutoConfig)を開始します。
WLANSVC サービスは、IEEE 802.11 標準で定義されているワイヤレス ローカル エリア ネットワーク (WLAN) の構成、検出、接続、切断に必要なロジックを提供します。これには、このコンピューターをソフトウェア アクセス ポイントに変更し、このサービスをサポートする WLAN アダプターを使用して他のデバイスやコンピューターがワイヤレスにこのコンピューターに接続できるようにするロジックも含まれています。WLANSVC サービスを停止または無効にすると、このコンピューターのすべての WLAN アダプターは、Windows ネットワーキング UI からアクセスできなくなります。コンピューターに WLAN アダプターが接続されている場合は、WLANSVC サービスを実行しておくことをお勧めします。
MicroSoft
WlanSvc サービス(WLAN AutoConfig)を停止すると Wi-Fi は切断され、タスクトレイのアイコンは地球儀のアイコンに変わります。

WlanSvc サービス(WLAN AutoConfig)を開始すると Wi-Fi は接続され、タスクトレイのアイコンは元のアイコンに変わります。

バッチファイルの実行
バッチファイルは管理者として実行する必要があります。
バッチファイルの上で右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」の画面が表示される場合がありますので、「はい」をクリックします。
すると自動で Wi-Fi の再起動が行われます。
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